バイストン・ウェルにオーラマシーンを広めてしまった男。地上世界とバイストン・ウェルの関係を科学的に考えていて、ジョクにもそれを語った。根っからの科学者で、詭弁も又、得意とする。当初は自らの研究を地上で認めさせる為にオーラマシンを研究、開発していたが、いつしかそれはバイストン・ウェルという世界の有り様すら変え、ショット自身の命とも言える科学への探求心=オーラ力を吸い取り始める。中盤以降はアニメ版と同じように多少の野心を持ち始めていたが、最終的に、オーラマシン開発に自らの才能だけではない何かを感じ初め、失意の中、あやふやな野心をもてあまして死んで行った。地上界でも俊英として名を馳せていた様で、自らを認めなかった地上の世界などと言っていた事とは、多少ずれている。だからこそ、バイストン・ウェルは彼を利用したのかも知れない。そう思った。
「感傷的なのは、君の方だな。君の説教じみた説明で、わたしが今日までやってきたことが、自分の才能ではなくて、バイストン・ウェルの世界にやらされていたことだと痛感したんだ。となれば、どうなる?わたしにできることなどは、もう何もないのだ」
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