ジョクの祖母で、ジョクが帰ってくるまでは寝たきりに近かったが、彼が帰ってきてから、起きあがって様々な客人をもてなした。その誰にも平等で女性的な献身は、固く閉じていたガラリアの心をも溶かし、コモン界と地上界の垣根を越える方法を、若い人間に示唆しているかの様だった。人がみな、この様に老いられるならば、誰しも年を取る事を怖がるまい。
「ガラさんや、人は生きられるだけ生きるものだ。気負いはお前さまを早死にさせる」
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