アの国の女性騎士。健康的な美しさを持っていて、ジョクとも非常に仲が良く、それなりの関係だった。騎士としての立身出世を重んじる辺りはバーンと同じであったが、女性であったため、その事にコンプレックスを持っていた様だ。女性だからと庇われたりするのを嫌がったりもしていた。ジョクの事は本当に愛していた様で、彼がドレイク軍から出奔した時に一言も言って行かなかった事に傷つき、後で秘密裏にと手紙が届くと涙していた。地上に出てジョクの家で厄介になっている間、自らをガラさんと呼ぶジョクのおばあちゃんに義母を重ね、心の堅さを次第に解いていくが、地上界からオーラロードに乗る際、自衛隊から受けた傷が元で死んでしまった。富野作品に唯一文句があるならば、人はわかりあえる物だとするくせに、わかりあった人は死んでしまう所だ、と思った。それが人間か?
「おばばさま、いい夢だった......」
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