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 アの国の国王。ショット・ウェポンが墜ちて来た国の王であったため、オーラマシンという物を実用化させた最初の国王になった。小説版の彼はそれなりに度量の広い男で、配下の人間もさほど彼を裏切っていない。対ガロウ・ラン戦争の間はほとんど専守防衛だった為、野心は表に出てこず大国の王であっただけなのだが、その戦争中に妻アリシア・ルフトを失って、さらにギィ・グッガの断末魔のオーラを聞いた事で野心を増大させ、破滅的な程に覇道を突き進む事になる。政治的に悪人であるという事と、人間的に悪人であるという事とは全く別だという事を如実に現したキャラクターでもあると思う。最終的には己が増大した野心=オーラ力に飲み込まれて行くかの様にウィル・ウィプスの中で死んで行った。

「なんで、先に死んだのだ!!なぜ、儂をすてた!?お前の死も儂のせいだというのか!?」



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